不登校児童や行渋り、子育てに悩みを抱えている保護者の集まりを定期開催していきます。保護者に限らず、専門家の方や地域の方々にお越しいただき知識、年齢や性別の隔てなくフラットな状態で参加できるようにしていきたいと願って、保護者の方々で運営していきます。地域ネットとして、悩みを抱える保護者の皆様のお手伝いができれば。と、応援させていただきます。
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第1回 10月29日(日)10:00~12:00「ほごしゃのつどい」
保護者8名、大学生2名、地域の大人3名の13名が参加して、自己紹介を行いました。行き渋りが始まり、こどもとの葛藤や駆け引きなど。こどもを追い込んでしまったと振返ることもしながら、所沢市で学校のコミュニティーにつまずいてしまったとき。次にどこへ相談できるのか。今回の自己紹介の中では一番の課題として挙げられていました。
今後は、保護者一人が抱え込みすぎないように相談できる窓口や情報が得られるような環境を整えていく必要があると話されました。
以下、参加された方の感想です。
【私は小6、小3、小1の3人の子どもの母です。】
現在、3人で不登校・不安定登校の日々です。登校させても、休ませても、情緒不安定な子どもたちに対応する日々に、親として押し潰され、正直、家庭がパンク寸前です。
そんな中、シークレットベースで、保護者の集いを開いて、改めて、やっぱりこういう会は必要だな、と感じたところです。
子どもの成長に応じて悩みのステージも変わるし、個別色々な状況を共有できた事で、情報精査が出来、大変有意義でした。また、煮詰まりがちな自分の精神状態に風を通すことができ、息ができたーいう思いです。
今回の集いの中でも沢山出てきた言葉ではありますが、居場所、コミュニティは、子どもにも保護者にも必要だと実感しています。
次への一歩を踏み出す勇気や、違った角度での取り組みを進める足掛かりも得られ、未来に希望を持つキッカケを得られました。自主上映会もしかり、居場所作りもしかり、子どもや保護者の為に動ける事ってまだまだあるんだな!と。
今、保護者や子どもに必要な、切実な需要が明確化し、伝え合うことができたことも、良かったな、と思います。
今回は、自己紹介を通して、所沢市に必要なシステム作りや、不登校の子どもが前を向けるような映画の自主上映の企画など、社会へ向けた取り組みがあがりましたが、
いつかの会で、家庭での息の抜き方、子どもとのコミュニケーションの取り方、平穏な家庭の作り方、割り切り方法なんかを話したいなぁと個人的に思っています。
親子って、どうしても抱え込みがちだし、家族という単位で解決を模索しがちですが、ヘルプをだしたり、共感したり、協働したり、絶対必要です。
シークレットベース保護者の集いを通して、助け合いや理解が広がると良いな、と願っています。