放課後、ちょっと寄り道。
話してもいい、勉強してもいい、何もしなくてもいい。
フラッと来て、ホッとできる場所

「特別な支援は必要ないけれど、家でも学校でもない安心できる居場所がほしい。」 「地域のリビング」は、そんな学生たちのためのフリースペースです。

所沢SecretBaseでは、大人から与えられる場所ではなく、**「学生自身が運営の中心」**となっています。NPO法人子ども地域ネットワーク所沢は、場所の提供や大人の視点からのサポートを行いますが、主役はあくまで学生たちです。

高校生が企画・運営し、大学生が支援するという**「学生同士のつながり(ナナメの関係)」**を何よりも大切にしています。

また、地域で専門的な仕事に携わる大人の方々や、企業・団体とも連携し、
幅広い学びや経験を得られる場を一緒に育てていきます。

利用料【無料で自由に使える設備・サービス】
「完全無料(登録制)」(2026年度から)■ 快適な空間・基本設備
Wifi、冷暖房、学習スペース、くつろぎスペース
■ 学習・作業ツール
パソコン、タブレット、プリンター、本、教材
■ 遊び・エンターテインメント
テレビ、Switch、ボードゲーム、プロジェクター、スクリーン
■ 飲食・キッチン設備
ウォーターサーバー、冷蔵庫、キッチン、オーブン、電子レンジ、ホットプレート、食器等
対象年齢学校・地域
高校生所沢中央・所沢西・所沢北・所沢・所沢商業・芸術総合他
※県内および周辺地域の高校生
中学生新所沢周辺地域で、自分から通えるお子さん
大学生関東地域で活動している団体または個人
大人関東地域で活動している団体または個人

学生の声を地域の方々に

 「お金をかけずに、地域の中で集まれる場所がほしい」 「自分たちで活動したいけれど、集まって話す場所も、制作やイベントのための荷物保管や作業する場所もない」

今、私たちの元には、そんな学生たちの切実な声が届いています。部活動以外の選択肢が限られ、市内の公共施設も学生が気軽に集まるにはハードルが高いのが現状です。

かつては、公園での遊びや空き地、駄菓子屋さんなど、地域の大人が自然と子どもたちの声に耳を傾け、関われる場所がありました。しかし今は、「学生がどんな日々を送り、何を感じているのか」を大人が知る機会も、「大人がどんなことを考え、どのように生きているのか」を学生が知る機会も、ほとんど失われてしまいました。 その結果、家と学校の往復や、ゲームや習い事だけで日々が過ぎていく子どもたちが増えています。

「所沢SecretBase」は、こうした学生たちの埋もれてしまいがちな声を受けとめ、地域社会へと繋ぐための場所として生まれました。

2026年度より、私たちはこの拠点を、枠組みを持たない完全無料の「地域のリビング」として広く開放しています。 大人が仕事や作業をする傍らで、学生たちが思い思いの時間を過ごす。そんな多世代が同じ空間をシェアすることで、失われつつあった「お互いを知る機会(ナナメの関係)」を取り戻し、学生たちの小さな「やってみたい」や「休みたい」という声を、地域の大人たちが直接キャッチできる環境を整えました。さらに、次へ進みたいという声には、学習支援(FYL/DYLコース)として途切れることなく伴走できる体制も用意しています。

学生にとっての「自由のあり方」や「心のエネルギー」は一人ひとり異なります。 彼らの声に、私たち大人が地域としてどう応え、何ができるのか――。

私たちはこれからも、学生の声を地域の方々に届ける架け橋となり、子どもたちと共に考え、お互いを支え合える「共助のまち」を皆さまと一緒につくっていきたいと思います。

 

学生の可能性を広げるために

これまでの活動の中で、「地域のリビング」には地域の方々や様々な専門性を持つ大人たちが集い、学生たちと自然に関わりを持ってくださいました。

学校や家庭の枠組みを越え、多様な人の価値観や生き方に直接触れることで、学生たちは教科書では教わらない「生きる力」を吸収しています。ナナメの関係の大人たちに温かく見守られながら、成功や失敗を重ねて挑戦することで、学生たちの心の中に「やってみたい」「自分にもできるかも」という自信が少しずつ育まれていきます。

そうした経験は、学生一人ひとりの可能性を広げるだけでなく、地域全体に新しい「循環」を生み出しています。

実際にこの場所では、「自分たちが大人からもらった経験を、今度は下の世代に活かしたい」と、高校生や大学生が自ら企画して、中学生のための進路相談会や、地域を巻き込んだイベントを主催する姿が日常的に見られるようになりました。

かつて「見守られる側」としてこの場所に来た学生が、いつしか「誰かを支える側」へと成長していく。 その頼もしい姿こそが、私たちが目指す“つながりから生まれる学び”の形であり、地域社会の未来を創る原動力だと確信しています。

自分なりに生きるってなんだろう

今の社会では、「なんで」「どうして」と感じながらも言葉にできず、心の中にしまい込んでしまう学生が少なくありません。学校や社会の枠組みに合わせようと無理をして、考えることさえも苦しくなってしまう――そんな生きづらさを抱え、心のエネルギーをすり減らしている若者が増えています。

「正解はわからない。でも、自分はこうしたいと思う。」

私たちが願うのは、子どもたちが安心して休息し、いつか自分の口でそう言えるようになることです。

「地域のリビング」で多様な大人たちの価値観に触れたり、次のステップ(学習や地域活動)へ挑戦したりする中で、時には思うように認められなかったり、悔しい思いをしたりすることもあるでしょう。でも、温かい見守りの中で経験する「安全な失敗」は、彼らにとってかけがえのない財産になります。

いろんな人や社会と関わり、迷い、葛藤しながらも、自分なりに向き合って解決していく。 そのプロセスに途切れることなく伴走し続けることこそが、予測不能なこれからの時代を「自分らしく生き抜く力」を育むと、私たちは信じています。

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